出版製造のDX化を支え、
データのマルチユース展開を推進しています
当社は、「書籍製造・製造工程のDX化」を支えるという
大きなミッションを掲げて誕生しました。
その実現の「鍵(KEY)」となる「工程(PROCESS)」を担う存在であることが、
社名の由来です。
デジタル製造用データの作成
デジタル製造に最適化されたデータの作成を行っています。
- 付物(カバー・表紙など)のデジタル印刷仕様への変換およびデータ加工
- 本文のデジタル印刷仕様への変換およびデータ加工(モアレ処理など)
【具体的な業務内容】
- オフセット印刷用データをデジタル印刷用に加工
- 初版デジタル印刷用のデータを作成
【対象製品】
- 文字もの(一般文庫・ライトノベル・新書・新文芸・四六判単行本)
- コミックス(B6判)
加工されたデータはクラウド上に格納され、注文に応じてKADOKAWAが所有するデジタル製造設備で短納期で製造されます。
文字もの(文芸およびライトノベル)の新刊本文組版業務
- 著者原稿を刊行(印刷)可能な形に整える作業を行います
- 著者の指示やレーベルごとのルールに基づき、ページを構成します
- 紙媒体での刊行はもちろん、電子書籍でもスムーズに展開できるよう、データ構造にも配慮して作業しています
- 新刊の刊行はIP創出において重要であり、継続的に高品質を提供できる体制を整えています
電子書籍制作業務
各種電子書籍データ(EPUB)の制作を行っています。
- 文字もの(文芸・ライトノベル)可変(リフロー形式)電子書籍
- 単話(巻分割)コミック等の固定(フィックス形式)電子書籍
- 単話(巻分割)ノベル電子書籍
- 縦スクロールコミック
- 紙書籍の発行がない電子オリジナル版(ボーンデジタル)
- 複数巻を束ねた合本版
刊行後データの修正・メンテナンス業務(紙・電子)
刊行後のデータ修正など、紙・電子問わずメンテナンス業務も対応しています。
- 誤字脱字の修正や、追加情報の反映など、刊行後のデータメンテナンスを行います
- 重版時の印刷形態に適した状態へのデータ調整も対応
- 単なる「後処理」ではなく、刊行物の品質を維持するための重要な業務です
- 電子書籍(EPUB)については、最新仕様への対応も行っています
電子書籍制作・配信サポート業務
- KADOKAWA発行の電子書籍に対するチェック・監修(検査・仕様確認)を行い、各種アプリ・ビューワ上での目視確認も実施しています
- 縦スクロールコミックの校正、オーディオブック音源の聴音確認など、多岐にわたる制作サポートを提供
- KADOKAWA運営の電子コミックアプリおよびWebサイトへのデータ登録、掲載作品の制作進行管理を行っています
- 商品データの専用管理システムへの登録を通じて、電子書籍のストア配信もサポートしています